① なぜこの本を選んだのか? 今月紹介しましたもう1冊の本である犬塚美輪先生の『読めば分かるは当たり前?』に、「教科書の説明文を読んでも分からないという生徒は、前置き文にあたる説明を加えることで理解できる」とありました。 […]
① なぜこの本を選んだのか? 本書は、経済学者の大竹文雄先生が、中高生を相手に授業をしたときのことをまとめたものです。研究者が、学問の内容を中高生にどのように説明するのかを知りたくて本書を選びました。② どのような内容か […]
①どんな本か 大竹文雄先生の新しい本です。 中公新書では、『経済学的思考のセンス』以来4冊目になります。サブタイトルは「働き方から日常生活の悩みまで」。サブタイトル通り多くの事例が紹介された読みやすい本でが、本格的な社会 […]
①どんな本か 大竹先生が、オンラインで行った、早稲田塾という予備校の高校生にむけの行動経済学の特別講義と、東進ハイスクールの「悩み相談Q&A」で回答したものをまとめた本です。 「若い世代を念頭に」書かれたと「はじめに」で […]
内容の概略 ・大竹先生の近著です。タイトルどおり、行動経済学の知見がいかに活用できるかを具体的に提示した本です。 ・全体は8章に分かれています。 第1章 行動経済学の基礎理論 行動経済学の特徴を、プロスペクト理論、現 […]
授業に役立つ図書。 今月紹介する本は、2冊です。 ■ 犬塚美輪『読めば分かるは当たり前? 読解力の認知心理学』筑摩新書 2025年 ■ 大竹文雄『経済学者のアタマの中』ちくまプリマー新書 2025年
執筆者 新井 明 1 そもそものきっかけ来春の経済教室では、東京大学の松島斉先生の『サステナビリティの経済哲学』をベースとした講演と授業実践の報告を予定しています。その予習として岩波新書の本を読んでいて、ひっかかったとこ […]
① なぜこの本を選んだのか? 2024年7月に大竹文雄先生の『いますぐできる実践行動経済学: ナッジを使ってよりよい意思決定を実現』を紹介しました。今回紹介する川越敏司先生は、大竹先生が顧問をされている行動経済学会の会長 […]
① なぜこの本を選んだのか? 公民科教師は、経済学者ではない研究者が経済学をどのように語っているのかを知ることで、経済的な見方や考え方を一歩離れた場所から見ることができるのではないかと思い選びました。 きっかけは 202 […]
執筆者 神奈川県立三浦初声高等学校 金子幹夫 1.はじめに 前回は「文字記号にこだわって経済の授業を考えていきたい」と最後に示しました。そこで第3回目は、どうして文字記号にこだわるのか、からはじめます。 ここでいう文字 […]