2023/05/31 / 最終更新日時 : 2023/05/30 Silk-River NEW! ■東京大学法学部「現代と法」委員会編『まだ、法学を知らない君へ』有斐閣 おすすめ図書 ①どんな本か東大法学部が、駒場キャンパスで1,2年生向けに開講した総合講座「現代と法」の2021年度の講義をもとにまとめた現代法学入門の本です。 ②どんな内容か半期2単位の講座なので、はじめにという講座の趣旨と全体像を扱…
2023/05/31 / 最終更新日時 : 2023/05/30 Silk-River NEW! ■中島隆信『お寺の行動経済学』東洋経済新報社 おすすめ図書 ①どんな本か春の経済教室での好評を受けて、夏休みの経済教室でも登場される中島隆信先生の新しい本です。2002年に刊行された『お寺の経済学』を「祈り」という観点から見直し、行動経済学の知見も取り入れてバージョンアップされた…
2023/05/31 / 最終更新日時 : 2023/05/30 Silk-River NEW! ■松井琢磨著『コンテナから読む世界経済』(KADOKAWA) おすすめ図書 ①どんな本か海運経済学を専門にしている著者が、コンテナを通して現在の世界経済の動向を読もうとする本です。また、物流という観点から日本経済の将来の課題を読み解こうとする本です。 ②どんな内容か大豆を事例として、コンテナ輸送…
2023/04/30 / 最終更新日時 : 2023/04/30 Silk-River ■フランシス・フクヤマ『リベラリズムへの不満』新潮社 おすすめ図書 ①どんな本か 30年前に『歴史の終わり』でリベラリズムの勝利を謳いあげた政治思想家が、左右からの攻撃によってゆらぐリベラリズム=自由と民主主義の現状とゆくえを述べた本です。 ②どんな内容か 「この本は、古典的リベラリズム…
2023/04/30 / 最終更新日時 : 2023/04/29 Silk-River ■斎藤幸平『ぼくはウーバーで挫折し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(KADOKAWA) おすすめ図書 ①どんな本か 『人新生の「資本論」』で一世を風靡した斎藤幸平氏が、コロナ禍のなかで行って新聞連載をした様々なフィールドワークをまとめた本です。 ②内容は 新聞連載の体験の数は22、それに書き下ろしの北海道ウポポイのルポを…
2023/04/30 / 最終更新日時 : 2023/04/29 Silk-River ■梶谷真弘『オーセンティックな学びを取り入れた中学校歴史授業&ワークシート』(明治図書) おすすめ図書 ①どんな本か 本メルマガでも紹介した『経済視点で学ぶ歴史の授業』の著者が、中学校歴史の授業をオーセンティックな学びの視点から取り組んだ授業提案とワークシートを組み合わせて作った授業書です。 オーセンティックとは、アメリカ…
2023/03/31 / 最終更新日時 : 2023/03/28 Silk-River ■猪木武徳『地霊を訪ねる もう一つの日本近代史』筑摩書房 おすすめ図書 ①どんな本か経済学の碩学が、日本を知ることの必要性に気づいてそれを実行した、「ブラタモリ」、「街道をゆく」の猪木版とでもいうエッセイ。訪ねた場所は日本近代科の担い手になった鉱山。そこに出向き、「地霊」の声に耳を傾けた紀行…
2023/03/31 / 最終更新日時 : 2023/03/28 Silk-River ■石井幸孝著『国鉄』(中公新書) おすすめ図書 ①どんな本か 国鉄の車両部門に技術屋として入社し、国鉄解体後はJR九州の社長をつとめた著者が鉄道150年周年を前にして、戦後の国鉄時代とJRの歴史をたどり、これからの鉄道について述べた本です。 ②どんな内容か 全体は国鉄…
2023/02/28 / 最終更新日時 : 2023/02/28 Silk-River ■ウイリアム・ノードハウス著『グリーン経済学』(みすず書房) おすすめ図書 ①どんな本か 2018年に「気候変動をマクロ経済分析に統合した業績」でノーベル経済学賞を受けた著者が、グリーンをキーワードにして、現代の社会、経済の課題を総合的に俯瞰して、その対応を提言した本です。 ②本の内容は 序文と…
2023/02/28 / 最終更新日時 : 2023/02/28 Silk-River ■西谷公明著『ウクライナ 通貨誕生』(岩波現代文庫) おすすめ図書 ①どんな本か 独立直後からウクライナと関係をもったエコノミスト(旧日本長期信用銀行の調査員)が独立直後のウクライナの国作りの苦闘の様子を、現地滞在を生かして報告した1994年刊行の本の文庫版です。 2014年のマイダン革…