2022/05/01 / 最終更新日時 : 2022/05/01 econ-edu ■ウクライナの戦争を理解するための本や雑誌 おすすめ図書 先月号の「授業のヒント」に「戦争で経済を教える」という文章を掲載しました。その時に使った文献とその後の情報収集に関する文献を紹介します。また、ウクライナ戦争だけでない戦争に関する本も紹介しました。連休中の読書の参考にど…
2022/03/31 / 最終更新日時 : 2022/03/31 econ-edu 西尾理『公民科授業実践の記録』学文社 おすすめ図書 ①どんな本か・長く高校の先生をやって、現在は大学で教えている著者が、これまで実践してきた内容をまとめた本です。・経済教育だけでなく、ひろく公民科の授業が扱われています。 ②本の内容は・序章と6つの実践を紹介する章となって…
2022/03/31 / 最終更新日時 : 2022/03/31 econ-edu 小島庸平『サラ金の歴史』中公新書 おすすめ図書 ①どんな本か・サラ金と呼ばれる消費者金融の歴史を扱った本です。・学校では消費者被害にあわないように、多重債務に陥らないようにというマイナスイメージで扱われる消費者金融の一世紀の歴史を創業者、家計の動向、ジェンダーの視点な…
2022/03/31 / 最終更新日時 : 2022/03/31 econ-edu 小川幸司、成田龍一編『世界史の考え方』岩波新書 おすすめ図書 ①どんな本か・4月から導入される「歴史総合」を学ぶという3巻のシリーズ本の第1巻です。・高校教師(現在は校長)の小川さんと大学の歴史学者である成田さんがそれぞれの章で課題テキストとして3冊の本をとりあげ、そこからの対話と…
2022/02/28 / 最終更新日時 : 2022/02/28 econ-edu 駒村康平編著『みんなの金融 良い人生と善い社会のための金融論』新泉社 おすすめ図書 ①どんな本か・慶應義塾大学経済学部で行われた、三菱UFJ信託銀行による寄附講座「長寿と金融」の内容をまとめた本です。・本そのもののテーマは、高齢社会における金融リテラシー(金融ジェントロジー)の向上ですが、学校教育にも参…
2022/02/28 / 最終更新日時 : 2022/02/28 econ-edu カトリーン・マルサル著『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話』河出書房新社 おすすめ図書 ①どんな本か・スェーデン出身で英国在住の女性ジャーナリストが書いた、男性中心、経済人への挑戦状とも言うべき経済学の本です。・フェミニズム、ジェンダーの視点からの経済学、経済を読み解こうとするかなり攻撃的な本です。 ②どん…
2022/02/28 / 最終更新日時 : 2022/02/28 econ-edu 渡辺努著『物価とは何か』講談社 おすすめ図書 ①どんな本か・元日銀マン、現在東大教授の著者によるマクロ経済学、特にそのなかの物価の話から現在の研究や政策のあり方を説いた本です。・先月紹介した、翁邦雄『人の心に働きかける経済政策』と重なるところが多い、経済政策、金融政…
2022/02/01 / 最終更新日時 : 2022/02/16 econ-edu 大竹文雄『あなたを変える行動経済学』東京書籍 おすすめ図書 ①どんな本か 大竹先生が、オンラインで行った、早稲田塾という予備校の高校生にむけの行動経済学の特別講義と、東進ハイスクールの「悩み相談Q&A」で回答したものをまとめた本です。 「若い世代を念頭に」書かれたと「はじめに」で…
2022/01/31 / 最終更新日時 : 2022/01/31 econ-edu 翁邦雄『人の心に働きかける経済政策』岩波新書 おすすめ図書 ①どんな本か 元日銀金融研究所長をへて京大教授をつとめたエコノミストが、行動経済学の知見加えて、マクロ経済学を論じた本です。 行動経済学では弱い分野であったマクロ経済学、特に中央銀行の金融政策を中心にメインストリームの経…
2022/01/31 / 最終更新日時 : 2022/01/31 econ-edu 下川哲『食べる経済学』大和書房 おすすめ図書 ①どんな本か 農業経済学の枠組みを使って「食」の問題をとりあげ、その解決の道を探った本です。 著者は早稲田大学の政治経済学部の准教授で、早稲田大学と出版社が手を組んでシリーズ化しようとしている、「学びのたね」シリーズのは…