「授業のネタ」探しは、授業を「分かる授業」にするための必要条件です。生徒が「これならなるほど」と思えるちょっとした資料、データ、解説文を用意すれば、概念や理論、さらには見方・考え方が一発で理解できる、そんな経済の例が必要だ、ということです。

 経済教育ネットワークでは、今が旬の「コロナ社会の経済」を例にして28の授業案のネタをまとめました。今なら生徒が肌感覚で理解しやすい例ばかりです。9月新学期からの授業で活用していただきたいと思います。

   2021年9月7日    経済教育ネットワーク代表 篠原総一

<利用の仕方>

コロナを切り口にした授業の資料、ネタです(こちらをクリックすると一覧表がでてきます)。

・資料は新聞記事、ネット情報、雑誌記事など多彩です。これらを使って導入のネタにも、メインの授業の資料にも使えます。それぞれの資料と解説を読まれて、先生方の授業づくりに役立ててください。

・分類は、経済分野の授業の順序にほぼ従ってされています。単元の中のその部分の学習で活用してください。

・教科書の関連は、学習指導要領に即していますが、教科書により順序、表現が違うので、使用している教科書に合わせて利用してください。

・キーワードも学習指導要領の本文、解説に登場した用語に即していますが、完全に同じ表現ではないことをお断りしておきます。

・データや図を掲載したいのですが、著作権の関係で掲載できないものが多くあります。それぞれの資料の元データのアドレスがありますので、そこからアクセスしてください。

・コロナ関連の本は、メルマガの「授業に役立つ本」のコーナでも何回か紹介しています。それも参照してみてください。

 『新型コロナ危機に経済学で挑む』経済セミナー増刊(日本評論社)

  河原和之『コロナで学ぶ!コロナを通して深める!「ポジティブ型コロナ学習のすすめ」』ROKUJIGEN発行

 村上陽一郎編『コロナ後の世界を生きる』岩波新書
 朝日新聞社編『コロナ後の世界を語る』朝日新書
 大野和基編『コロナ後の世界』文春新書

 小林慶一郎・森川雅之編著『コロナ危機の経済学』日本経済新聞出版

<主要キーワード>  上記のリンクにある教材一覧表の番号の内容がこちらからも表示されます。

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