新井紀子『AIに負けない子供を育てる』東洋経済新報社
 前著『AIvs 教科書が読めない子供たち』の続編。リーディングスキルテキストのサンプルが入っていて、自分のスタイルが分かる。(ちょっと恐いので私はまだ未挑戦)。こんな授業をすれば生徒の理解が深まるというサンプル授業を提示。
教員にとってハッとする指摘がたくさんでてくるが、一番は穴埋めプリントの意図せざる結果を指摘した箇所だろう。教員の善意とALを勧める施策、それと限られた時間の活用法として使われている穴埋めプリントの功罪、特にその罪を指摘した箇所は現場人間のとって痛い指摘だと思う。
 第9章での子どもの教育法では、エビデンスではない体験からの提案と断りつつ、教育実験が本来やってはいけない比較実験をやっているという批判的意識を踏まえた提言であり、ここも参考になる。
(経済教育ネットワーク 新井明)

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