執筆者 新井明

 新聞を授業で活用することに関してはこの欄で何回か書いています。今回もその一つです。新聞を切り抜いてスピーチさせることの逆がこの方法です。わたしの同僚が実際にやっている方法です。

 やり方は簡単。面白そうな記事、役立ちそうな記事を切り抜き、B5版くらいの用紙に貼り付け印刷し、その要旨を5分間で読ませ、要約を5分間で書かせるというドリルです。短時間でやることが肝心なので、内容はコラムのようなものや、暇ネタのようなものがおすすめです。

 この効用は、全員が参加すること、集中力がつくこと、表現力がつくことなどで「言語活動の充実」にも効果アリです。また、チェックも簡単。回収して評価して、それを返却してファイルをさせておけば時事問題リストが完成します。

 間隔としては2単位授業であるなら、2から3週間に一度程度。学期に4から5回できれば上出来でしょう。この種の試みは継続こそ力です。新聞を家庭で購入していない生徒も増えています。それへの配慮にもなります。

 この効用は、全員が参加すること、集中力がつくこと、表現力がつくことなどで「言語活動の充実」にも効果アリです。また、チェックも簡単。回収して評価して、それを返却してファイルをさせておけば時事問題リストが完成します。

 間隔としては2単位授業であるなら、2から3週間に一度程度。学期に4から5回できれば上出来でしょう。この種の試みは継続こそ力です。新聞を家庭で購入していない生徒も増えています。それへの配慮にもなります。

(メルマガ 52号から転載)

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