書評 :『コロナで学ぶ!コロナを通して深める!「ポジティブ型コロナ学習のすすめ」』(河原和之)

同志社大学名誉教授 篠原総一(経済教育ネットワーク 理事長)

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本文一部抜粋
公民や政治・経済の教科書には「経済学の概念」や「単純化しすぎた理論」の影が見え隠れしています。言い換えれば、教科書とは、暗黙のうちに、生徒に、「概念や理論を通して「実際の社会のこと」を学ばせる」教え方になっているように見えます。しかし、これでは、まだ抽象度が十分に発達していない中学生や高校生にとって、教科書に沿った授業が面白いはずはなく、むしろ苦痛な暗記物になってしまいます。

本書では、「ネタの選び方」については目次に、授業の進め方については各教材の中で展開される「生徒と先生の議論のやり取り」のシナリオに、具体的かつ詳細にまとめられています。